一区切り。

2003年5月11日
今朝母が血相を変えて「ちょっと、今6時45分やけどいいの?」と起こしにやってきた。
6時に起きる予定だったので『うっわ〜最後の試合で寝坊!?』って思った。
…が、時計を見ると…『5時45分』…。
おい!お〜い!

で、9時30分。競技開始。
記録は最低。
トップ10にも残らなかったし試合としては良くなかった。
でも出れて良かった。
試合が終わっても、最後だという実感は全くわかなかった。
私の学校では大きな大会の終わりに試合に出た人への『お疲れ!』の想いと次の試合に出る人への『頑張れ!』の想いを込めて行われる掛け声があるねんけど、それを今年度初めて、1年生も含めて行った。(←フレコウって呼んでる)
今までに感じたことのないほどすばらしい『フレコウ』だった。
『フレコウ』が終わった途端、なにかが弾けた様に目から泪が溢れ出した。
後輩がいるとこでは心配かけたくないし、不安にさせちゃいけないから、泣かないようにしようって思ってたけど、『2年間お疲れ様でした。』って言われてさらに泣いてしまった。
そしたら1年生まで泣き出しちゃって。
『フレコウ』で泪が流れたのはきっと『陸部』が楽しかったから。
一つ心残りはあるけど、それのせいで全てが壊れたわけではなかった。
コレが最後の『フレコウ』。
県大会でもあるけど私は応援側であるから感覚としては違うだろう。

とっても長いようでと〜っても短かった2年間。
しかも選手としてやっていたのは2年足らず。
でも多くの人に出会い、多くの優しさに触れ、貴重な体験をした。
私はケガで多くの時間を悔やむのに費やした。
皆にはそんなことに時間を費やして欲しくない。
と、切に願う。

これで私は『一区切り』。
我が陸部では『引退』という言葉は使わない。
一区切り。
私には帰れる場所がある。
そう思う。

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